共働きと聞いて、みなさんはどのような感想をもちますか?
「大変そう」「羨ましい」だいだいこの2つのどちらかの感想をよくいただきます。
「大変そう」というのは、自由な時間があまりとることができないことや仕事と家事の両立が大変といったことだと思います。
「羨ましい」というは、主に専業主婦(主夫)家庭から「共働きは収入は多いから良いね」と言われたり、独身の男性同僚からは、「俺も共働きが良いな」と聞くことが多い印象です。
今回の記事では、共働き4年目が考えるメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
この記事での共働きというのは、2人ともフルタイム勤務のことを指しています。
(我が家が2人ともフルタイム勤務なので、フルタイム勤務を前提として書いています。)
この記事は、
- 共働きをしたい人
- 専業主婦(主夫)になりたい人
- 将来の働き方をどうしようか考えている人
- 結婚を控えている人、考えている人
このようなことを考えている人には、ぜひ読んでいただきたい記事になります。
この記事を読んでいただくことで、共働きや結婚に対する価値観が変わるかもしれません。また、パートナーを説得するのに役立つかもしれません(笑)ぜひ、最後まで読んでいただけたら幸いです。
生活水準があがる⇔時間がない
メリット:生活水準があがる
共働きのは収入が多くなる分、生活水準もあがります。
2人の性格にもよりますが、自炊は工夫しないとできません。
そのため、安いものを買うというよりも、少し高くても便利なものを買うようになります。
家電でもメンテナンスがしやすいもの、食材では日持ちするものを選ぶ等、価格よりも便利さが優先されるので生活水準が高くなりやすいと思います。
デメリット:時間がない
ゆっくりできる時間が少なくなります。
会社から帰宅した後も、家事という仕事が待っています。
掃除、洗濯、料理、洗い物など、ある程度清潔を保とうとすると時間がかかります。
中でも料理と洗い物は、毎日のことなので大変です。
我が家では、作り置きをして平日の料理は最小限にするようにしていますが、
残業などがあり、時間的な余裕が欲しい方は何かしらの工夫は必要です。
減るリスク⇔増えるリスク
メリット:リスクが減る
共働きをすれば、収入が専業主婦(主夫)世帯よりも単純に2倍に増えるため、どちらかの収入があれば生活を維持できます。
どちらかが怪我や病気になり、働けなくなったときにお互いに支えあうことができます。
このメリットを最大限に活かすには、生活水準(生活コスト)を低くすることがとても重要です。
デメリット:リスクが増える
共働きをすれば、リスクが減る一方、場合によってはリスクが増える場合もあります。
それは、2人の収入がないと生活が成り立たないという場合です。
下記のような3つの世帯を比較してみましょう。
![](https://yubuneblog.com/wp-content/uploads/2021/10/image-4.png)
支出は、すべての生活費(固定費も含む)をあわせたものです。
上記の世帯で働けなくなった場合のリスクが多いのは、世帯A、その次に世帯B、最後が世帯Cとなります。
ポイントは、どちらか一方の収入で生活を維持できるかどうかです。
世帯A:どちらか一方の収入で生活を維持できないため、どちらかが病気や怪我で働けなくなった時は、生活費を大幅に削減するか、民間保険に夫婦2人で加入したり、貯金も多めに貯めるなど、手厚い対策しておく必要があります。
世帯B:夫のみの収入で生活は維持できますが、貯金を貯めることができなくなるので、生活費を下げるか、妻が働く必要がります。民間保険も夫婦2人で加入するのか、貯金も世帯Aよりは少なくても大丈夫だと思いますが、いくら必要なのか話し合って決めることも大切です。ただし、この表の収支の通りの場合は、貯金が多く貯まる可能性もあるので、民間保険で備えるより、貯金で備えるだけで十分な場合もあります。
世帯C:夫のみの収入で生活できるため、この中では一番ゆとりのある世帯と言えるでしょう。働けなくなった場合のリスクは、一番少ない世帯となります。世帯Bと同様に、民間保険で備えるよりも貯金で備えるだけで十分な場合もあります。
2人の収入によって、保険や貯金をどのくらい備えればいいのかが変わってきます。
リスクが多くなるほど、生活コストを抑えて貯金をしたり、保険に加入したりと、共働きなのにゆとりがないと感じるのは、世帯Aのような世帯なのかもしれません。
ちなみに私もこの3パターンの中であれば、確実に世帯Aの部類になります(笑)
まとめ
共働きは、裕福なイメージを持たれがちですが、世帯や収入によって人それぞれです。
中には、共働きでやっとなんとかやっていけている家庭もあります。
”自由な時間”と”お金”どちらが大切かと問われたときに、”自由な時間”と答える人には、共働きは窮屈に感じるでしょう。毎日、やることに追われるような日々ですから。”お金”と答える人は、仕事と家事と子育てを両立できるように頑張りましょう!
また、共働きだからといって生活コストを多くし過ぎると、働けなくなった時に破綻するリスクが高くなります。それを分かっていても、読者のみなさんも良い暮らし、快適な暮らしをしたいのではないでしょうか。
私もそういうタイプなので、どちらかが働けなくなったときのシミュレーションも行い、しっかり対策を考えてリスクを取って生活しています。大切なのは、自分がどのようなリスクを取っているのかをしっかり理解するようにしましょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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