住宅ローンの返済比率、我が家の決め方

住宅

返済比率という言葉をご存知ですか?
住宅の購入を考えている方なら、聞いたことがあると思います。
私も大学を卒業後、賃貸アパートを探していたときに、不動産の方から

不動産担当者:「収入の20~30%くらいが目安だよ」

と親切に教えてもらったのを覚えています。

では、実際にどうなのでしょうか。
我が家の経験を踏まえて、ご紹介できればと思います。

このブログを読んでいただくと、住宅購入を考えている方は、
自分がどれくらいの住宅を購入できるのかがわかります。
住宅の購入を考えていない人でも、賃貸に置き換えて考えることも可能ですので、
ぜひ、最後まで読んでいただければと思います。

結論としては、返済比率はあくまで目安!理想は20%!というのが私の回答です。

ただ、この返済比率、同じ20%でも生活状況や年齢では注意点もありますので、
それも踏まえてご説明していきます。

返済比率とは

そもそも返済比率とは何でしょうか。
様々な言い方(返済率、返済負担率等)がありますが、
返済比率のは以下のようなことを言います。

返済比率とは、年収に対する年間返済額の割合のことをいいます。

例えば年収500万円の人が、毎月9万円返済しているとします。

9万円×12ヶ月÷500万円=0.216=21.6%

となり、返済比率21.6%ということになります。
下の表(左)は、返済比率25%の場合の年収別の月々の返済額です。
下の表(右)は、年収500万円の場合の返済比率別の月々の返済額です。

私も住宅営業の方や、不動産の担当者、FPの方とお話ししたときには、
「20~30%が一般的です」と言われることが多かったです。

我が家の住宅ローン価格の決め方

結論から言いますと、我が家の住宅ローン返済比率は、夫婦合算の場合、18%です。
あーくんのみの場合、30%となります。
返済額は月々14万円弱です。
このローンを約1年間払ってみて、この額は高いなと改めて感じています。

特に家計が苦しいわけではないのですが、
私たち夫婦の奨学金の返済(夫婦2人合わせて月々4万円程度)がありますので、
それと合わせるだけで18万ほどの固定費になるわけです。
そう考えるとなかなか危ない橋を渡っているな~と感じます。

加えて、家賃あるいはローン返済額が月々14万円というのは、
いろいろな家計簿の投稿やブログを見ていても見たことがないです(笑)
ライフプランの計算上は、問題ないと考えていますが、
しっかり働いて稼がなければ!と思い、日々頑張っています(笑)

収入の内訳としては、2021年はあーくん年収560万、ゆーちゃん年収360万なので
月々の返済額14万×12か月÷920万=0.182=18%
共働き+私の収入が上がるというのを前提として、我が家では住宅ローンの予算を組んでいます。
今後、2人の年収が上がれば、返済比率も少なくなっていくという計画です。

2020年の年収から、
子育て費用、保育料、ゆーちゃんの育児休暇や時短勤務による収入の減少等を
計算して、月々14万円までなら問題ないと計算して、住宅ローン価格を決めました。
本当はあと300万くらいは抑える予定でしたが、注文住宅あるあるで、
色々詰め込んでいるうちに予算を超えてしまいました(笑)

若いと住宅の規模がどうしても小さくなってしまいがちです。
将来今よりも稼ぐという気持ちさえあれば、
すこし多めに組んでも良いと私は思っています。
ただ、共働きでなければ成り立たないというところまでローンに頼るのは、
リスクが大きいと思います。

ちなみに、我が家でローンの返済が難しくなった時の対策として、
①両親と同居できるような間取りにする。
②住宅を売ることも視野にいれて売却額とローン残債の差を埋めれるだけの現金貯金

以上の2点をしています。
対策を考えること、潔く諦めるときは諦めるということを心構えして準備しています。

返済比率の注意点

返済比率についてですが注意点があります。

返済比率を計算するときに、一般的に年収を用います。
ですが、稼げば稼ぐほど控除額が減り、納める税金が高くなります。

同じ返済比率20%でも、年収が違えば、手取り金額も変わってきます。
下の表が年収ごとの手取り、返済比率20%の年間返済額です。(表の値は概算です)

年収が200万違っても、生活費(手取りー年間返済額)は100万前後しか変わらない。
年収が高い人というのは、都心に住んで、生活費も高い傾向がありますが、
すべてにお金を使いたいだけ使っていると、年間100万円くらいの差は直ぐに埋まってしまいます。
また、コロナなどで収入が減った時の対策も必要になるため、より慎重に考えるようにしましょう。

まとめ

返済比率の理想は、20%!
しかし、あくまで目安です。
共働きの場合は、夫または妻のどちらかの収入に対して25%程度に抑えると余裕があると思います。
我が家のように、計画的に30%を選ぶのもありだと思います(対策は万全に!)。

あとは計画を立てましょう!
①自分がいつも生活費にどれくらいお金を使用しているのかを把握
②これから起きるであろう大きな出費の把握して貯金しましょう
 (車の購入や出産、教育資金、転職、育休等による収入の減少等)
③①と②がわかれば、収入から①生活費と②貯金額を引いて
 残りのお金で住宅ローンを考えましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
質問やコメントなどいただけたら嬉しいです!
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