#妊婦Diary2 妊娠14週でワクチン接種します

ワクチン接種

タイトル通り、14週妊婦でファイザー社製のワクチンを接種することを決めました。

新型コロナウイルスが流行って1年半、遂にウイルスから自分を守ってくれる砦、ワクチンの接種がはじまりました。もちろん接種するか否かは個人の自由です。ただ、感染者が拡大する中でマスクや消毒液などで予防するには限りがあると私は感じていました。

実際の接種はまだですが、ワクチン接種を迷っている妊婦さんの参考になればと思い、私なりのワクチン接種前の準備事項をお伝えします。

なぜ接種を悩むんだろう・・・

ワクチンの安全性を証明するエビデンスがない?

もちろん新たに開発されたものですので、実際にワクチンを打って1年以上経過した人は誰もいません。製薬会社や政府はデータをもとに安全性を示していますが、実際にワクチンを打ってから生まれた子どもにどんな影響があるのか、経過後見られる疾患などが果たしてワクチンと因果関係があるのか、そこまで深く追及されたデータはありません。

今の私たちにとってはまだまだ得体の知れないものなので、接種をためらうのは当たり前なのだと思います。

ワクチンが与える胎児・母体への影響

妊娠がわかる前の私は、悩むことなく「接種する派」でした。
しかし、2人分の健康を守らなければいけない状況になり、特に胎児への影響に不安を募らせています。私の周りの妊婦の友だちに相談すると「接種はしない」と決めている友だちが多かったです。やはり、胎児への影響が気になるようで、パートナーや同居している家族に接種してもらい周りに守ってもらうとのことでした。

周りからの反対(うちの場合)

上述した内容は、妊婦さん本人だけが感じている問題ではありません。孫を楽しみにしている両親、兄弟も同じように不安を抱えています。実際に私と夫どちらの両親にも接種を反対されました。反対とはいっても、「周りの様子を見てから接種したらどうか」「日本製のワクチン?ができてからでいいんじゃないか」など言われました。

ですがそれを待ったところで、私と赤ちゃんが安全に過ごせるかどうかは誰もわからないし、責任は誰も取ってくれない。でも、孫を楽しみにしている両親を不安にさせたくない。この出来事で私はしばらく接種を悩みました。

妊娠初期で接種を決めた理由

かかりつけの産婦人科の先生に相談して

私はまず、妊婦検診に通っている産婦人科の先生に相談しました。
先生は政府が推奨していること、でも赤ちゃんが生まれた後の影響は誰にもわからないことを踏まえた上で、「妊娠前から接種することを決めていた人はするし、接種しない人はしないよ」と言われていました。ただ接種するなら12週以降にしてねとも言われました。(当時のことなので、今は妊娠全期間で接種を推奨されているので、今は先生の見解も変わっているかもしれませんが)

コロナにいつかかるかわからない恐怖

私もできることなら出産まで、自宅で不特定多数の人とは関わらない妊婦生活を送りたいです。しかし仕事をしている以上、満員電車に揺られ、人混みを回避できない状況に恐怖を日々感じています。産休に入るまでストレスを感じ続けるより、私自身が少しでも安心したいという気持ちがありました。

コロナに感染した時の胎児・母体への影響

ワクチンが未知である前にコロナウイルスというものが人類にとって未知なものです。厚生労働省の発表によると、「妊娠していない同世代の女性と経過は変わりなく」、「ウイルスが原因で胎児に先天異常が引き起こされる可能性は低い」とのことです。

ただコロナウイルス感染により高熱や倦怠感など母体や胎児にとって、よくない体内環境になることは間違いないです。

千葉県柏市の報道をうけて

千葉県柏市でコロナ感染した妊婦さんが搬送先がみつからず、赤ちゃんが亡くなったニュースは全国の妊婦さんに衝撃を与えました。

妊婦さんは普通の人とは違って、赤ちゃんの安全も確保しなければならない。そのための医療が整っている医療機関がコロナ患者のためにどれだけ準備されているのか、考えたこともありませんでした。

コロナ感染による重症化・死亡人数を毎日ニュースで見ていて、実感しているはずなのに、それまでどこか他人事でいた私が恥ずかしくて、同時にとても恐くなりました。これが私の中で、ワクチン接種する強い意志を持つきっかけとなりました。

1回目接種に向けての準備

産婦人科の先生に伝える

まずは、今通っている産婦人科の先生にワクチン接種することを報告しましょう。
私も検診で伝えたところ、ワクチンを接種したあとに赤ちゃんの心拍などを確認した方がいいと言われました。本来なら4週間に1度の検診なのですが、1週間後いきなりの検診になってしまいびっくりしました。特に働いている方は検診の予定が取りづらいと思うので、事前に先生と相談しておくのがベストです。

解熱剤を用意しておく

妊婦さんは基本的に服薬を控えなければなりません。
ですが、妊婦さんでも服用できる解熱剤(カロナール)があるので、病院で処方してもらいましょう。

なにはともあれ予約を取る

私の場合は無事に予約が取れ、今週ワクチンを接種しにいきます。私が住んでいる地域は、ワクチン接種の20日前から予約が開始されますが、その時点ではワクチン予約は争奪戦でした。近所の病院が希望だったのですが、予約開始日の指定時間にサーバーに接続すると、ちょうど20日後しか空いていない、ログインが10分でも遅れると予約が取れないような状況でした。

前述した千葉県柏市の件を受けて、各自治体で妊婦のワクチン優先接種が検討されているようです。大阪府も来月9月から、妊婦さんとパートナーに対して大規模会場での優先接種がはじまるみたいです。

まとめ

「ワクチンを受けること」「ワクチンを受けないこと」どちらも赤ちゃんを守るために、一人一人が考えて考え抜いた判断です。一概に妊婦さんといえど、環境は様々ですし、考え方も様々です。どこにも正解はない状況で、「自分のした選択が赤ちゃんのためになるという安心感を持って赤ちゃんを迎えること」が今の私たちに一番必要なのだと私は思います。

また接種後、2回目の接種についての記録も残そうと思っていますので、少しでも誰かの参考になればと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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