こんにちは。ゆぶねブログのあーくんです。
住宅の購入を考えるときに、誰もが通る道があります。
それは、賃貸か持ち家です。
私たち夫婦の間でも、多くの議論を交わしたように、
多くの人が、必ず考えるところだと思います。
私は、2021年に新築一戸建てを購入しました。
その経験から、それぞれを比較しメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。
結論から言いますと、
賃貸or持ち家 では、
賃貸はノーリスク。
持ち家は長く住めればメリットが大きい。
となります。
それでは、なぜそうなるのか比較していきます。
住宅の耐用年数
具体的な内容の前に、住宅の耐用年数についてお話ししたいと思います。
みなさんは住宅の耐用年数は何年かご存知でしょうか。
構造によっても変わってきますが
- 木造:30~80年
- コンクリート:40~90年
と言われてます。
住宅ローンは、一般的に35年で組む人が多いですが、
木造住宅の場合、住宅ローンを返済し終わる前に、耐用年数が来る可能性があります。
ただ、この耐用年数については、
解体される木造住宅の平均が築30年ということを意味しています。
つまり、コンクリート造のマンションでも、木造の戸建てでも、築30~40年経つと
- 住めなくなる→✖
- 住みたくなくなる→○
ということになります。
持ち家を選択した人は、お得になるのは、ボロボロになっても住んでいる場合です。
では、具体的にかかる費用について、賃貸と持ち家を比較していきましょう。
賃貸と持ち家の比較
これからの内容は、すべて私が仮定した人の場合です。
私の住んでいる場所は、大阪府大阪市に隣接する豊中市というところです。
大都会とまでは言えませんが、都心に近い町です。
①25歳、1人暮らし(ワンルーム)
②30歳で結婚と出産、3人暮らし(2LDK)
③35歳で2人目出産、4人暮らし(3LDK)
④55歳で子どもが巣立ち、2人暮らし(2LDK)で95歳まで生きると仮定
賃貸の場合
①家賃5万円×12ヶ月×5年=300万円
②家賃8万円×12ヶ月×5年=480万円+引っ越し代
③家賃10万円×12ヶ月×20年=2,400万円+引っ越し代
④家賃8万円×12ヶ月×40年=3,840万円+引っ越し代
合計7,020万円+引っ越し代3回分
結果として、約7,000万円の費用が掛かるということです。
引っ越しの度にエアコンを新しく買い替えたり、移設するのにも費用が掛かります。
賃貸の場合、仮に自動車があった場合は、駐車場代も別途かかってきます。
持ち家の場合
①家賃5万円×12ヶ月×5年=300万円
②~④マイホーム購入(4,000万円)返済額11万×12ヶ月×35年=4,620万円
メンテナンス費用1,000万円と仮定
合計5920万円
30歳で購入したマイホームに、95歳まで住めるかどうかといわれれば
途中でリフォームや建替えが必要になる可能性もあります。
ですが、土地が1000万円で売れれば、追加で2000万円かかったとしても、
賃貸と変わらないという試算になります。
結論
ということで、ざっくりと計算した結果ですが、
計算結果をグラフにしてみました。
![](https://yubuneblog.com/wp-content/uploads/2022/03/image-2.png)
上記のグラフから、長く住むことができれば持ち家の方が
安くなる可能性が高いということがわかります。
これは、あくまで一例で、途中に何もトラブルがなかった場合です。
住宅ローン控除や固定資産税等を細かく計算すると
賃貸の方が安くなる可能性もあります。
このグラフ上では、メンテナンス費用を
5年に一度100万円、35年目のみ400万の合計1000万円として表示しています。
その後もおそらく住み続ける限り、メンテナンス費用が発生すると思います。
必要最低限のメンテナンスをしながら、長く住み続けると
賃貸よりもよりトータルで住居費を抑えることができます。
ということで、今回は、賃貸と持ち家(戸建て)の予算を計算してみました。
私は、このような計算を自分なりにした上で、
自由な間取りに憧れて、持ち家(戸建て)の注文住宅を選択しました。
ですが、やはり住宅購入は賃貸に比べてリスクが大きい選択だとは思います。
ただ、そのリスクを乗り越えることができれば、
大きなメリットを得ることができると思います。
なので、リスクも踏まえてプランニングをすることが大切です。
これからは、人生100年時代。
私自身、仮に現在建っている築40年の家に住みたいかと聞かれれば、
住みたくないというのが答えですが、40年後は、私の家も築40年になります。
ということを考えるとマイホームも一生に一度ではなく、
二度建てるのがあたりまえになるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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